注目

伝わらない言葉は雑音と同じ。相手の〇〇を知れば言葉が刺さる

結論。

相手の「需要」を知れば言葉が刺さる。

Youtubeの動画を作る時、
ブログを書く時、
Twitterに投稿するとき。

それだけでなく
チャットをするとき
電話をするとき
対面で会話をするとき。

全てにおいて
「情報」は伝えるためにある。

伝わらない情報に意味がない。

例えばあなたが日本語を
理路整然と話しても

相手が英語しかわからなければ
全く意味がない。

「醤油を取って」

相手が日本語を知らなければ通じない。

「Take this!!!!」

多少文法や意味がおかしくても英語がわかる人間ならこれで通じる。

ときに雑談など
「会話そのものが目的」
の場合はその限りではないが。

言葉、情報は
「相手が理解しないと意味がない」

こちらのロジックの正確さは
言葉において重要度が低い。

相手が理解することの方が大事だからだ。

伝わりさえしたら言葉なんて
どうでもいい。

アイウォントウォーター

とカタコトで言って
水がもらえれば言葉はOKなのだ。

そして相手に情報を伝える時、
基本的には

「自分or相手の課題の解決」
が目的だ。

「醤油を取って」という自分の課題の解決もそう。

「君は腕立て伏せをした方がいいよ」という相手の課題の解決もそう。

映画の情報を教えてあげることも、
注意喚起も、今日の予定を教えるのも
全てにおいて課題の解決だ。

しかし現代社会は
「これからマンモスを狩りにいこう」
「そこに食料があるぞ」
「ここから下は崖だ、気をつけろ」
こんなシンプルな会話だけでなく

高度に情報化されていて複雑な人間社会のシステムや人間関係の細かい暗黙の了解やルール、モラルやマナー、個人間のコンプレックスや会社のコンプライアンスなどを考慮して言葉がやりとりされる。

要は、言葉で「他人に影響を与える」ということが難しいのだ。

刺さらない言葉の例はカンタンだ。

「勉強したくない子ども」に「勉強しなさい」は刺さらない。

想像しやすいだろう。

「のどが渇いてる子」に「水飲む?」は刺さる。

簡単な話だ。

相手が欲しいもの、相手が必要とするもの、相手の得になるもの、相手にとって面白いもの。

そういったものについて話そう。

言葉はそれしか刺さらない。

「じゃあ、相手の希望に沿わないことをさせたい場合はどうしたらいいの?」

相手がしている「悪い事」そのものは手段である。

まずはヒアリングをする。なぜそういうことをするのか?

人は「自分のことを理解してほしい」という本質的な欲求がある。

つまりごはんを食べたりウンチをしたりセックスをしたいのと同じように自分を理解してもらうと快楽がある。

したがって相手の話を聞くことをとっかかりに問題解決をはかる。

「俺は〇〇という理由で悪いことをしてるんだ」

その事情がわかれば「○○が理由なら、こっちのほうがいいんじゃない?」と悪い事以外の案を提案するのだ。

そしてその新しい案の方が

簡単で快適で利益があって面白さがあれば、相手はその提案にのるだろう。

全て理想通り物事が進むわけではないが、頭ごなしに「悪い事をやめろ」とだけいっても人間には刺さらない。

時に、まだるっこしいことを抜きにして即座に相手の行動をやめさせなければいけない場合もあるだろう。

その場合、人類は武力を行使してきた。

例えば今にも自分を殺そうとする相手に「提案」なんてしてる場合ではないだろう。

ただ、現代社会では自分を殺しにかかる相手への対策で「護身術」を学ぶよりかは、言葉がわかる相手を利で説き伏せてなんとかなるシーンの方が多い。

したがって、武力を鍛えるのもよいが言葉の使い方を身に着けよう。

相手の「需要」をつかむための段階については別の機会に話す。

結論を繰り返すが、言葉は刺さらないと意味を持たない。刺さらない言葉で問答をかわす暇があれば武力で制圧する方が手っ取り早いし、そうしないと解決しないことの方が多い。

言葉は刺さるものを選ぼう。相手に刺さる言葉がない時は相手の需要を探ろう。

需要の連打を叩きこめば相手はあなたの思うがままに操られるだろう。

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ぼこちゃんです。Youtube270万再生突破。ミルダム、17LIVEでランキング1位経験有。大手ライバー事務所社長チーム在籍経験、ライバー事務所代理店経験有。「面白さ」と「好き」をすり合わせて自分の持ち味を活かして生きる方法を研究中。 https://bokochan.com/2020/05/31/pro/